男爵ひろし様の作品

白昼の悪夢

 「ピンポ〜ン!・・・宅配便で〜す」
「は〜い・・・カチャ」
「こちら縄手 束沙さんのお宅ですか?」
「はい、私が束沙です」
「お届け物です。・・・ハンコ下さい」
「はい・・・はい、ハンコ」
「はい、では、確かに有難う御座いました」
「はい、ご苦労様でした」
束沙の所へ宅配便が届きました。梱包を解く束沙です。
「やっと届いたわね。・・・うわぁ〜いいわこれ!」
荷物の中身は彼女が通販で購入したチャイナドレスでした。
「束沙、何をそんなに喜んでいるんだ?」
居間ではしゃいでいる束沙の所へ、夫の縄手 縛朗が来ます。
「ねぇ〜あなた、これ見て。うふ、可愛いでしょ」
「おや、それチャイナドレスじゃないか?」
「そうよ、通販で買ったの・・・はうぅぅ」
「おい、それ着て見せて暮れないか?束沙」
「あはっ、見たい?・・・もう、縛たんのエッチ!(*^0^*)」
「あはは、縛たんはないだろう。いいから着なさい(^^;」
「ちょっと待っててね、着替えて来るから」
束沙は一旦居間を出て行き別室で着替えました。
「じゃ〜ん!・・・どう?似合うかしら〜」
「あうぅぅ〜良く似合っているよ」
「有難う、あなた。・・・ルンルン〜(^〇^)」
二人だけのファションショーを楽しむ縛朗と束沙です。

申し送れましたが縛朗と束沙は結婚して10年目になります。
縛朗は縄手引越しセンターを経営していました。
束沙とは縛朗が まだ、係長の頃に入社して来た束沙との大恋愛の末、10年前に結婚して今年中3になる娘がいます。
「只今〜!・・・ママ〜お腹すいたよ〜・・・」
「お帰りなさい、奈和子ちゃん。・・・ねね、どう?これ」
「うわぁ〜!ママ!それどうしたの?」
「通販で買ったのよ〜はうぅぅ。・・・似合う?」
「うん、すっごく似合うわよ〜ママ」
「あはっ、有難う〜!(^0^/」
「ねぇ〜ママ、ご飯はまだ?」
「あら?・・・嬉しくてご飯の用意するのを忘れてたわ・・・^^;」
「あはは、そうだったな。パパも見惚れてたからな・・・^^;;」
「もう〜!夫婦でいったい何をしていたのよ〜!(−−;」
「あはは、済まん済まん(^0^;」
「ごめんね、奈和子ちゃん。今から中華ラーメンを作るからね(^^;;」
「チャイナドレスだから中華ラーメンって訳ね。ママ(−−)」
「あら?バレタかしら・・・・(^〇^;;」
「まぁまぁ、たまにはラーメンもいいんじゃないか(^^;;」
「もう、育ち盛りの娘がいるのに〜!(\/♯)」
「あうぅぅ・・・(^^;(^^;(縛朗・束沙)」

食卓で家族3人で仲良くラーメンを食べている時の会話です。
「ねね、今度の土曜日から日曜日に掛けてお友達の家に泊まりに行ってもいい?(^^;」
「うん?友達って浩子ちゃんの家にかい?(゜゜)」
「うん、そうよ。パパ(^^)」
「奈和子ちゃん、受験勉強の方は大丈夫なの?(゜−゜)」
「うん、浩子と勉強するから・・・(^0^;;」
「そうか、ならいいぞ。(^^v」
「そうね、浩子ちゃんは勉強出来るものね。(^^)」
「わ〜い!じゃぁ、OKね。パパ、ママ\(^0^)/」
「パパも今度の土曜日から月曜日まで出張なんだ。(^^v」
「あら?あなた、そうなの?(゜゜)」
「やったじゃん!ママ。久々の独身よ〜(^0^)/」
「あれ?言ってなかったっけ束沙。(^^;;」
「聞いていませんけど・・・・(−_−)」
「あはっあはっ・・・奈和子、お互い頑張ろうなぁ〜(^〇^;;」
「うん、パパ!頑張れ!(^0^v」
「チャイナドレス姿のお前はほんと!綺麗だね。(^▽^;;」
「あら?普段の私は綺麗じゃないとでも?・・・(−_−♯)」
「ばうぅぅ・・・明、明日、ドレスに合う靴をプレゼントするから(^△^;;」
「あ、今思い出したわ!聞いてたっけ出張の事。宜しくね、あなた(^▽^v」
「何を考えているのやらこの夫婦は?・・・(−−;」
「あうぅぅ・・・(^^;(^^;(縛朗・束沙)」

その夜の事です。夫婦の寝室でチャイナドレスを着て色声を出す束沙です。
「ねぇ〜あ・な・た〜今夜はヘルスごっこしな〜い?(@^0^@)」
「ヘルスごっこ?何だいそれは?・・・(゜゜)」
「チャイナヘルス・ツカサ・・・な〜ちゃって!(@^^@;」
「なぁ、やっぱ、縄は駄目かな?・・・(^△^;」
「縄は駄目って前から言ってるでしょ!(\/♯)」
「ばうぅぅ・・・あ、やっぱり・・・(;_;)」
縛朗は独身の頃から縛りに興味がありました。
結婚してから10年間束沙に 縛りの相手を頼んでいましたが、束沙には縛りの趣味はありませんでした。
彼女に一目惚れした縛朗は離婚をされるのが恐くて、10年間も我慢する はめになります。
「あなた、ベッドに横になって頂戴。(^^)」
「あいよ。(^0^)」
「お客さ〜ん!いらっしゃいませ〜チャイナヘルス・ツカサにようこそあるよ(^^v」
「お!いい女だねぇ〜・・・(^0^v」
「まぁ〜お口がお上手あるね、お客さん。(@^0^@)」
「で、何をして暮れるだい?ツカサちゃん。(^^)」
「チャイナ風チュパチュパ責めよ。お客さんもエッチ好きあるよ。(^0^v」
「うんうん(゜ー゜)」
「お客さん、それではパンツ脱ぐあるよ。何ならミーが脱がすあるか?(^^;」
「うんうん、脱がして暮れないかい。(^0^v」
「分かったあるよ。・・・あらま!お客さん、もう〜大きいあるねぇ〜(@^0^@)」
「どうだ!・・・(^□^)v」
「わ〜お!あるよ。・・・(^〇^)」
束沙は仰向けに寝ている縛朗の上に乗り、彼の顔の上に彼女の股間を押し当てました。
「お客さんもミーにチュパチュパして欲しいあるよ。(@^^@)」
「う〜ん!いい眺めだなぁ〜(^^v」
目の前のお尻に喜ぶ縛朗です。いわゆる69スタイルですね。^^v
「あん、お客さん、感じるあるよ〜チュパチュパ(^0^;」
「いいね、いいね。チュパチュパ・・・(^^v」
「ほぎゃぐ(お客)はん、げごう(出そう)はうか(あるか)チュパチュパ(^《》^)」
「おうぅぅぅ・・・・・・・・・あぁぁぁぁ・・・・・(^<>^;」
「毎度あり〜あるよ。お客さん。(^0^v」
ほんと!何を考えているのやらこの夫婦は?・・・(−−;)

土曜日の朝です。玄関まで夫と娘を見送る束沙です。
「あなた、奈和子ちゃん。気を付けて行ってらっしゃい〜(^^)」
「束沙、留守番をしっかりと頼むよ。じゃぁ出掛けるからな(゜゜)」
「ママ、パパと私が居ないからって若い男を引き込んじゃ駄目よ〜(^0^v」
「こら〜奈和子ちゃん!・・・・(−−:」
「あははは・・・・・(^0^)(^0^)(縛朗・奈和子)」
二人を見送った束沙はまたチャイナドレスを着て、縛朗に買って貰った赤いハイヒールを履いています。
「ルル〜ン♪ルンルン〜♪(@^0^@)」
まだ、1度も外に履いていないハイヒールを履きながらスキップする束沙です。(^^;;
「あはっ^^!・・・このナイスバディ。私もまだまだいけるわね」
等身大の鏡に自分を映すてポーズを取る束沙です。(^^;;
「さてと、お掃除にお洗濯に・・・はうぅぅ、主婦は暇無しねぇ〜(−−;」
そのままの姿で家事をする束沙です。
時間は午後の1時を廻りました。
1台のトラックが束沙の家の前に停車しています。
「ピンポ〜ン!・・・・・」
「あら?誰かしら・・・は〜い!今、開けますねぇ〜(゜゜?」
玄関のドアを開ける束沙です。
「カチャ・・・何方様でしょうか?」
「今日は。・・・奥さんお一人でしょうか?」
「はい?そうですが・・・(゜゜)?」
「そうですか。・・・おい!お前らいいぞ!」
「おおおお!・・・・・」
「ちょっ、ちょっと!・・・あ、あなた達は誰なんですか!(☆0☆)」
束沙の問い掛けを無視していきなり5人の男達が乱入して来ました。
「おい、お前。この女を縛り上げろ!」
「よし!分かった!・・・さぁ〜奥さん、観念しな!」
リーダー格と思える男が別の男に束沙を縛る様に指示を出しました。
「え!?・・・何、何をするの〜!・・・い、痛い!」
「煩い!おとなしくしないと殺すぞ!」
「ひぇえええ!・・・命、命ばかりは・・・・・う・・・・・」
「むふふ、これでしゃべれないだろう。」
男は束沙の口に粘着テープを貼りました。
そして彼女を居間の天井から宙吊りに してしまいます。

「よし!お前ら、家の物を全て運び出すんだ!急げよ」
「おおおお!」
男達は家中のありとあらゆる家財をトラックに運び込みます。
実に手際の良い 動きでした。
「終わったか?」
「はい、全部積み込みました」
「うむ・・・・じゃぁ奥さん、ご家族の方々に宜しくな。あははははは・・・」
「うー!むむー!うんぐー!ううう・・・・・・(☆[]☆)」
家財を全て奪われた束沙は男達に懸命に訴えています。
宙吊りにされながら・・・

時間は夕方の5時を廻りました。
以前、宙吊りのままの束沙は必死に縄を解こうと もがいています。
「うっ!うう!うんぐー!むー!・・・・・・・(−−;;」
しかし、男の腕力で縛られた縄は彼女の力では緩む気配がありませんでした。
「只今〜!」
「お帰り〜」
ご近所の子供が帰宅してそれを出迎える親の声がしています。
「ううー!むんぐー!むむむー!うー!・・・・・(☆☆;;」
必死に声のする窓の方へ助けを求める束沙です。
「お父さん、縄手さん達はお出かけかなぁ?」
「うん?・・・そう見たいだな。家の明かりは点いていない様だしね」
「そうだね」
「さぁ、寒いから早く家に入ろうか」
「うん」
「ううー!うんぐー!むむー!ううう・・・・・・・・・(☆[]☆)」
結局、束沙の声は外の親子には届きませんでした。娘は明日の夕方まで夫は 月曜日まで帰宅しません。
束沙はその事に気付き途方に暮れてしまいます。
「ううう・・・・・・・・・・・・・(;_;)」
明かりの点いて無い居間で束沙は何度かもがいていますが、やはり縄は緩む気配がありません。
夜から翌朝まで幾度かドレスを汚すはめに晒されていました。
朝の7時頃でしょうか。束沙の心に微妙な変化が生じて来ました。
「う〜ん・・・う〜ん・・・ううう・・・・」
彼女は何やら縄の戒めに徐々に酔い痴れて来た模様です。
それから時間が経ち午前 11時になりました。
「カチャ・・・束沙、只今〜」
何故か夫の縛朗が予定よりも早く帰宅して来ました。
「うー!ううー!むんぐー!・・・・・・・・(☆[]☆)」
彼女は必死に夫に助けを求めました。
居間の方から妻の声がするのに気付いた縛朗は 居間に向かいます。
「束、束沙!・・・どうしたんだ!その格好は?それに家財が何も無いじゃないか?」
「ううー!むむうー!うー!・・・・・(☆[]☆)」
「束沙、今、テープを剥がしてやるぞ!・・・ビリッ!」
「ぷはぁああ〜!・・・あ、あなた〜!ご、強盗に・・・・・・」
「そうだったのか!・・・済まん、出掛けてなければこんな事に・・・・」
「ううん、あなたが悪いんじゃないわ・・・・・」
「今、縄を解いてやるな。待ってろ束沙」 「あっ、あなた、待って!」
「うん?・・・どうしたんだ?」 「も、もう少しこのままで・・・・・・・」
「い、いいのかい?一晩中吊るされていたのに?・・・・」
「うん・・・・何だか私・・・・縄が・・・・」
「分かった。・・・じゃぁ暫くここで見ているよ」
「はい・・・・・・」
束沙は縛朗の前で再びドレスを汚しています。
それを見ている縛朗も妙な興奮に 襲われました。
「束、束沙・・・お、俺・・・もう我慢出来ない!」
「あなた〜私をい・じ・め・て・・・・あん」
「うん、そうするぞ!・・・・・・・」
「あぁああん〜!・・・・い、いいいわぁああああああああああああああああああ!」

夕方頃に警察に通報して事件のあらましを話した後、束沙と縛朗は娘の奈和子と3人で2〜3日の間、縛朗の経営する引越しセンターの社宅に借り住まいしています。
そして4日後に一旦自宅に戻った3人は驚きました。
「あなた!家財が全て戻って来ているわ!・・・どうして?」
「やったー!これでまたここで暮らせるね。パパ、ママ」
「そうだね」
疑問も残りましたが家財が戻って来た事に一応の安堵感を擁く3人です。
「ねぇ〜あ・な・た・・・今夜から縄で遊ばない?」
「いいのかい?・・・あんなに縄を拒絶して来たくせに・・・・」
「だって・・・・案外・・・・いいんだもん!・・・・・」
「ふふふ、ならたっぷりと縛り上げてやるよ。覚悟しな」
「はい・・・うんと縄してね」
「パパ、ママ。何をお話ししているの?」
「え?・・・い、いや、何でもないよ。奈和子」
「そ、そうよ。・・・・あははは」
「ふ〜ん!・・・何か怪しいなぁ〜?(−−?」
「あうぅぅ・・・(^^;(^^;」
束沙と娘が風呂に入っている頃、縛朗はどこかに電話を掛けていました。
「あーこの間はご苦労さんだったね。君達には特別ボーナスを支給するから」
「はい、有難う御座いました。社長」
「では、この事は以後、内密に。いいね」
「はい、それは勿論です。では」
「うむ」
そうです。
実は強盗達を差し向けたのは縛朗本人だったのです。
最初は縛られて いる束沙の縄を解く振りで悪戯しようと企てたのですが、思わぬ誤算で束沙が縄に目覚めてしまったので以来、縛朗は楽しい縄生活を送る事が出来ました。(^^v
「むふふふ・・・さぁ今夜もドレスを着せて縛り上げるとするか・・・・・・・」
「あっはぁ〜ん!・・・あなた〜・・・早く私を縛って!・・・・あん」

「白昼の悪夢  策縛の章 完縛」


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