b.b様のイラスト

青竹吊り

ショートストーリー

story男爵ひろし様

 私は中国秘密諜報部員、タ・バサ少尉。日本のヤクザとチャイニーズマフィアとの人身売買を調査する為、日本に潜入捜査に来ました。だけど、ちょっと油断した隙にヤクザに捕まってしまいました。
「お嬢さん、いけないなぁ。こんな所に来ちゃぁ」
「あなた達の悪事は全て調査済みよ!もう、諦めなさい!」
「あはは、面白い。だが、諦めるのはお嬢さんの方だぜ!」
「若頭、早くこの女を縛り上げましょうぜ!」
「そうだな、おめえら!この女を雁字搦めにしてやれ!」
「あ!何!何をするの!・・・あん!・・・むんぐぐう・・・」
「若頭、イイ事思イ付イタアルヨ。・・・ムフフ」
「何ですかな?マフィアのボス」
「コノ日本ノ竹竿ヲ使ウアルヨ。コレモ中日友好アルヨ」
「そうですな、ボス。中日国交回復30周年記念でしたな」
「ソウアルヨ。コノ女イイ身体シテイルカラ、高ク売レルアルヨ」
「むむんぐうう・・・うんぐぐ・・・むんぐぐぐ・・・」
「では、腕の間とドレスを捲って股に竹竿を通すとしよう」
「オオオォ!イイケツシテアルヨ。コリャタマランアルヨ」
「むんぐうう・・・むぐむぐう・・・うううう」
「おやおや、もう濡れているぜ。この女(あま)結構好きモンだな!」
「うぐぐぐ・・・むむうぐぐ・・・ううう・・・・・」
私は等々シンジケートの手によって、見知らぬ国へと売られてしまいました。日中国交正常化30周年記念はいいのですが、もっと良いのは日本の竹竿でした。もう、竹竿無しでは生きて行けません。それにしても・・・・・
『もう!日本の警察は何をしているのよぅ!あん!青竹様〜』


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